
全国の医療機関の皆様から「全職員向けの院内研修の企画・実施に苦労している」「自分の担当病棟だけで、スタッフへの勉強会をしたい」などの声を多くお寄せいただいています。 そこで、改めて医療安全に関する職員への教育・研修についてご案内させていただきます。厚生労働省「医療安全管理者の業務指針および養成のための研修プログラム作成指針」には、医療安全管理者の業務の一つとして「医療安全に関する職員への教育・研修の実施」があり、その内容は「職種横断的な医療安全活動の推進や、部門を超えた連携に考慮し、職員教育・研修の企画、実施、実施後の評価と改善」となっています。下記に掲げる安全管理のための職員研修の実施(すべての医療機関)。
- 1. 職員研修を年2回程度定期的に開催し、必要に応じて適時実施する
- 2. 研修の日時、出席者、研修項目を記録する
- 3. 無床診・歯科診療所は外部開催される講習会の受講でよい。病院・有床診は院内研修とする
特に他職種による集合研修は、職種、部門間のものの見方や考え方のギャップを埋めることができ、医療安全のための相互支援の促進のきっかけになります。
この医療安全のための相互支援の促進はとても大切です。
こちらでは、ご要望の多い研修テーマをご紹介します。
医療安全管理の基礎(総論)
医療事故・医療ミス防止のための基礎項目、医療リスク全般の問題点の見出し方や捉え方、そしてリスクマネジメント的考え方とその効果的な対策とは。
- 研修時間
- 60~120分
- 対象
- 医療・介護関係職員
- 研修費
- 3万円~
詳細については打ち合わせにより最終決定いたします
患者安全におけるノンテクニカルスキル
チームSTEPPS、SBAR等、コミュニケーション能力やチームワーク能力など、医療ミス、ヒヤリハットの未然防止に役立つ、人と人との関係に関わる今最注目のスキルとは。
- 研修時間
- 60~120分
- 対象
- 医療・介護関係職員
- 研修費
- 5万円~
詳細については打ち合わせにより最終決定いたします
身体拘束とリスクマネジメント
人間としての誇り、尊厳の観点から問題となる身体拘束。安易な拘束は誤り、しかし拘束を外して危険を生じさせてはもともこもない。そこで求められる方策とは。
- 研修時間
- 60~120分
- 対象
- 医療・介護関係職員
- 研修費
- 5万円~
詳細については打ち合わせにより最終決定いたします
転倒・転落とリスクマネジメントスキル
医療機関、特に看護・介護部門において、深刻な問題のひとつである転倒・転落事故。その発生要因の分析と、効果的な防止対策とは。
- 研修時間
- 60~120分
- 対象
- 医療・介護関係職員
- 研修費
- 5万円~
詳細については打ち合わせにより最終決定いたします
院内感染とリスクマネジメント
医療機関において、いつ発生しても不思議ではない院内感染の問題。感染経路、細菌・ウイルスの種類と性質、求められる感染予防対策とは。
- 研修時間
- 60~120分
- 対象
- 医療・介護関係職員
- 研修費
- 5万円~
詳細については打ち合わせにより最終決定いたします
院内における医療安全管理教育
すべての医療機関に義務づけられた医療安全管理教育。しかしキャリアやスキル、部署や危機意識の異なる職員のベクトル合わせは至難の業。その効果的手法とは。
- 研修時間
- 60~120分
- 対象
- 医療・介護関係職員
- 研修費
- 3万円~
詳細については打ち合わせにより最終決定いたします
チーム医療とファシリテーション
チームと自分、チームとメンバーのかかわりをみることから、よりよいチームづくりのためのヒントを学ぶ。グループワークを主体とした内容。
- 研修時間
- 60~120分
- 対象
- 医療・介護関係職員
- 研修費
- 3万円~
詳細については打ち合わせにより最終決定いたします
原因分析ツールの効果的な活用法
SHELLモデル、RCA法などインシデント・アクシデント事例の原因分析と改善対策の立案に有効なツールを知り、その効果的活用法を学ぶ。
- 研修時間
- 60~120分
- 対象
- 医療・介護関係職員
- 研修費
- 3万円~
詳細については打ち合わせにより最終決定いたします
院内研修に関するご相談について
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